5月29日に、東京都の「明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業助成金(第2回)」の公募が始まりました。
受注型(下請け)中小企業を対象とした技術開発等を支援する助成金です。
申請〆切: 7月4日(金)
6月13日(金)まで、無料コンサルテーションを行っています。
お勧めしたい4つの特徴
1. 最大2,000万円、経費の3分の2が助成されます。
2.国の補助金のように賃上げを行う必要はありません。
3.審査期間が短く、10月には交付決定を受け、設備等の発注が可能になります。
4.東京都の助成金ですが、都内に本社が登記されていれば、関東近県の自社工場での設備投資にも利用できます。
無料コンサルテーション
中小企業様を対象に無料コンサルテーションを実施しています(~6月13日 (金))。
以下のような方にお勧めです。
- 2025年10月以降に設備投資を検討している(2025年10月以降に発注する設備が対象となっています)。
- 過去に申請したが、不採択になった。
- 数ある補助金・助成金の中で、本助成金が最も有利なのか(助成額が最も大きくなるのか)どうかについて知りたい。
- 審査で確実に採択(交付決定)を得るにはどうすればよいのかについて知りたい。
- どのように申請を行うのか、手順について知りたい。
- 採択(交付決定後)に助成金が入金されるまでの手続きについて知りたい。
お問い合わせや資料請求は、下記よりお願いいたします。
公募の概要
1. 事業の目的
主として発注企業の仕様に基づいて製品、サービスを提供する都内の受注型中小企業者が行う、技術・サービスの高度化・高付加価値化のための技術開発等を支援するための助成金です。
<受注型中小企業とは>
受注型中小企業又は受注型中小企業団体とは、以下の要件を満たす事業者を指します。
- 主として発注者の仕様・規格に基づいて、製品・サービスを提供していること。
- 発注者の製品・サービスの一部を構成(提供)するものであること。
- 最終消費者(再販売する目的以外で財・サービスを購入する消費者)に対し、自己の名(法人名・個人名)で製品・サービスの提供をしていないこと。
自社ブランドの最終製品に関する取組又は、最終消費者に直接提供されるサービスに関する取組等は助成対象外ですので、注意が必要です。
2.申請区分
(1)業種に関する区分
【ものづくり区分】
日本標準産業分類において「大分類 E製造業」に該当する事業者が行う、自社の技術の高度化・高付加価値化に向けた技術開発等
(対象となる取組例)
ア 薄型・小型化に対応するために、切削加工技術の精度向上を図る取組
イ 生産ラインの見直しを図り、製品の短納期化や低コスト化を実現するための取組
ウ 作業工程にITを駆使した生産管理システムを導入し、不良品の発生を低減させる取組
【受託サービス区分】
日本標準産業分類において「大分類 E製造業」(※3)に該当する以外の事業者が行う、自社のサービスの高度化・高付加価値化に向けた技術開発
(対象となる取組例)
ア 自社の膨大な受発注を可視化するシステムを構築し、顧客対応力を向上させる取組
イ サービスの提供過程・体制の見直しを図り、短納期化や低コスト化を実現するための取組
ウ 習得が難しいサービスについて外部(専門家)の技術の指導を受け、自社のサービス提供能力の向上を図るための取組
(2)規模に関する区分
【小規模企業区分】
中小企業基本法に規定する小規模企業者。
【一般区分】
上記以外の事業者及び上記に該当する事業者のうち一般区分での申請を希望する事業者。
(小規模企業区分に該当する事業者でも、一般区分に申請することは可能)
3.助成限度額
【小規模企業区分】 1,000万円
【一般区分】 2,000万円
4.助成率
助成対象と認められる経費の3分の2以内
5.助成対象経費
機械装置・工具器具費、原材料・副資材費、委託・外注加工費、産業財産権出願・導入費、技術指導受入れ費、展示会出展・広告費、直接人件費(自社でのソフトウェアの開発に直接従事する者(常勤役員、正社員に限る)の技術開発に要する時間に対応する人件費)
6.実施場所
自社若しくは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県又は山梨県のいずれかに所在する自社工場
7.審査
(1)書類審査
提出した申請書に基づき、一次審査(書類)が行われます。
(2)面接審査
書類審査を通過した申請者には二次審査(面接)の案内があり、9月中旬に行われます。
内容は以下の通りです。
① 申請内容に関するプレゼンテーション(3分)
② 面接審査員との質疑応答(10分)
参加できるのは、役員及び従業員 合計2名までで、外部(コンサルタント等)は参加できません。
面接審査を通過すると、10月に交付決定通知書が通知されます(設備の発注等が可能になります)。
8.助成対象期間
令和7年10月1日~令和8年12月31日 (1年3か月以内)
メカサポ★補助金のサポート内容
1.応募申請
申請書(事業計画書)の作成を請け負います。社長様、製造・技術担当者様などから情報・資料をいただき、助成事業実施場所(工場等)を視察して現状の問題・課題を目で確認し、事業計画書を作成します。
製造業で技術開発の勤務経験のある経営コンサルタント(中小企業診断士等)が対応いたします。
2.二次面接審査の事前対策
応募申請後、一次書類審査が行われます。
一次書類審査を通過した企業様には二次面接審査が案内されます(メカサポ★補助金の支援を受けた企業様の一次書類審査の通過率は100%です)。
二次面接審査のために、事業計画の説明原稿や想定問答集を作成、模擬面接などを実施し、準備をいたします。
3.中間報告・実績報告
実績報告(中間報告、完了報告)は、第1期(令和8年2月迄)、第2期(令和8年11月迄)に分けて行うため、かなり手間がかかります。
メカサポ★補助金では、取得した技術データ等の提供を受けて、中間報告書や完了報告著の原稿を作成するなど、助成金の入金まで伴走支援をいたします。
4.支援事例
無料コンサルテーションで、弊社の支援事例の一部をご紹介いたします。
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Step01
無料相談・サービス内容のご説明
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Step02
ご契約
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Step03
ヒアリング、工場見学
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Step04
事業計画書作成、応募申請のサポート
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Step05
面接審査サポート
※東京都の補助金の場合 -
Step06
採択通知
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Step07
採択後の手続きの伴走サポート
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Step08
交付額確定・入金