事業再構築補助金(第11回公募)の採択結果が発表になりました。
応募数9,207に対し、採択数は2,437。
これまで採択率は50%前後で推移していましたが、第11回は26.5%と極めて低くなりました。
4件に3件が不採択になったことになります。
メカサポ★補助金では幸いにも不採択はありませんでしたが、今後に向けて、対策が必要になると認識しています。
採択率の低下は、おそらく、「厳正な審査」が要因ではないかと思われます。
昨年11月の行政改革推進会議「秋の行政事業レビュー」における外部有識者からの問題点の指摘を受け、来年度より「審査の厳格化」を図るという報道がありました(参考:事業再構築補助金で審査枠集約、審査厳格化、事前着手撤廃)。
この措置が、来年度を待たず、本年度より適用され、採択率の大幅な低下を招いたのではないかと推察されます。
第11回公募の採択結果発表が1か月間延期されたのは、審査厳格化のためではないかと思われます。
どのような方針または基準で審査が厳格化されたのか、非常に気になります。
おそらく、次回の公募では、従来の審査項目に加えて新たな項目が追加されるのではないかと予想されます。