7月28日、ものづくり補助金(16次締切)の公募が始まりました。
応募の締切りは令和5年11月7日(火)です。
申請枠、補助上限、補助率
5つの申請枠があります。
- 通常枠
- 回復型賃上げ・雇用拡大枠
- デジタル枠
- グリーン枠
- グローバス市場開拓枠
申請枠によって補助上限や補助率も異なります。
通常枠の申請では、「基本要件」を満たす必要があります。
通常枠以外の申請では、「基本要件」に加えて、それぞれの「追加要件」を満たす必要があります。
申請要件、補助上限、補助率などを確認し、5つの申請枠の中から1つ選んで申請します。
基本要件
申請には「基本要件」を満たす必要があります。
基本要件は、「賃上げ」と「生産性向上」です。
賃上げについては、給与支給総額を年率1.5%以上増加する必要があります。
事業期間は3~5年ですので、給与支給総額を4.6~7.7%以上増加する必要があります。
また、事業場内最低賃金を、毎年10月1日に改定される地域別最低賃金+30円以上の水準にする必要があります。
生産性向上については、付加価値額(=営業利益+人件費+減価償却費)を年率平均3%以上増加する必要があります。
通常枠
通常枠の補助金額、補助率、補助対象経費は、図表のようになっています。
製造業の場合、従業員数が20人以下であれば小規模企業者・小規模事業者となり、補助率は2/3となります。従業員数が21人以上の場合は1/2となります。
補助上限は、従業員数が5人以下の場合は750万円、6~20人の場合は1,000万円、21人以上の場合は1,250万円となります。
例えば、従業員数が20人の製造業が1,500万円(税抜)の機械装置を購入する場合、その2/3の金額1,000万円が補助されます。
補助対象経費には、機械装置・システム構築費や試作に必要な原材料費等が含まれます。
建物費や人件費は含まれません。
通常枠には「基本要件」を満たすだけで申請が可能です。
一方、通常枠以外の申請枠については「追加要件」を満たす必要があります。
スケジュール
事業計画書を作成し、その他の提出資料ととともに、11月7日までに事業計画書申請(電子申請)をします。
採択は、来年1月中旬頃に通知されます。交付申請(補助経費の申請)を行い、交付決定を受けてかから事業を開始します。設備の発注等は来年3月以降になります。事業終了後に実績報告を行います。その後、確定検査を受け、交付額が決定し、補助金が支払われます。
補助金は後払いです。そのため、自己資金や金融機関からの融資など、つなぎ資金が必要になります。
確実に採択をとるために
ものづくり補助金の採択率は、全体として、50%前後で推移しています。
確実に採択をとるためには、以下の2点が重要です。
優れた事業計画書の作成
審査委員会で高得点を取れる事業計画書を作成します。
加点項目の充足
できるだけ多くの加点項目を充足することにより、採択がより確実になります。
成長性加点、政策加点、災害等加点、賃上げ加点等の加点項目があります。
メカサポ★補助金の直近3年間の採択率(製造業)は100%です。また、事業計画書申請から、交付申請、実績報告など、補助金が支払われるまで一貫して伴走支援をいたします。
ぜひ、無料相談をご利用ください。
ご支援の流れ
製造業専門のものづくり補助金活用支援の実績とノウハウを活かし、貴社の補助金申請およびその後の手続きを伴走支援いたします。
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Step01
無料相談・サービス内容のご説明
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Step02
ご契約
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Step03
ヒアリング、工場見学
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Step04
事業計画書作成、応募申請のサポート
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Step05
面接審査サポート
※東京都の補助金の場合 -
Step06
採択通知
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Step07
採択後の手続きの伴走サポート
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Step08
交付額確定・入金