明日チャレ助成金（第2回）の公募開始！

　本助成金の事務局である東京都中小企業団体中央会のホームページに、「事業事例集」が掲載されています。

• 令和3年度
• 令和2年度

　メカサポの支援先 プラメックス株式会社様の活用事例が「事業事例集」に掲載されました（事業事例集 令和２年度 事例７, p17）。

　電子回路基板（プリント基板）のスルーホールめっき処理における銅の再資源化と処理排水の再利用の課題に取り組んだ電子回路製造業の事例です。 

　新たに3つの技術 ①銅の電解回収技術、②PTFE 中空糸膜を用いた重金属除去技術、③ PTFE 中空糸膜排水処理装置及びRO 膜を用いた不純物分離(純水生成)技術を導入しました。

　その結果、ソフトエッチング工程廃液からの銅回収目標値を達成。銅を除去することで排水原水銅濃度が下がり重金属捕集剤コストが 50％以下に削減されました。

　また、排水処理後の放流水質の安定化及び工場排水を工場用水として一部再利用するための技術も確立されたました。

　このように、本助成金を活用し、環境経営の強化やコストダウンが実現されました。

　自社の技術・サービスの高度化・高付加価値化に向けた技術開発等に要する経費の一部を助成

　◆ 対象となる取組例

• ・薄型化・小型化に向け、加工技術の精度向上を図る取組
• ・生産ラインの見直しを図り、短納期化や低コスト化を実現するための取組
• ・受発注を可視化するシステムを構築し、顧客対応力を向上させる取組
• ・外部の技術指導によるサービス提供能力の向上に向けた取組

　◆ 中小企業者（会社・個人事業主）

• 東京都内に本店があり、令和5年4月1日　現在で、引き続き2年以上事業を営んでいること

　◆ 中小企業団体（組合等）

• 東京都内に主たる事務所があり、令和5年4月1日現在で、引き続き2年以上事業を営んでいること

　◆ 中小企業グループ

• 上記中小企業者等により構成されていること

　令和5年10月1日（日曜日）～令和6年12月31日（火曜日）（1年3か月以内）

　◆ 小規模企業区分

• 助成上限1,000万円（助成対象経費の3分の2以内）

　◆ 一般区分

• 助成上限2,000万円（助成対象経費の3分の2以内）

　原材料・副資材費、機械装置・工具器具費、委託・外注加工費、産業財産権出願・導入費、技術指導受入れ費、展示会出展・広告費　等

　自社又は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県、山梨県に所在する自社工場

• ※本事業は、下請企業の技術開発等を対象としており、最終消費者に直接提供される製品・サービスに　関する取組は対象になりません。

　令和5年6月5日（月曜日）～7月7日（金曜日）［郵送、当日消印有効］

　提出資料の内、別紙１（事業実施計画）の内容が、採択・不採択に大きく影響します。

　メカサポでは、ヒアリングを実施、工場を視察、技術面・経営面から事業計画を練り、別紙１（事業実施計画）を作成をサポートします（STEP 3）。

　また、その他提出資料の作成をサポート、郵送時に貴社を訪問して提出書類一式を最終確認します（STEP 4）。

　書類審査（技術・経営）を通過すると、9月初旬に通知があり、9月中旬に面接審査があります。

　面接審査には、貴社から2名まで出席できます。審査時間は13分（申請内容の説明：3分）、質疑応答10分）です。 

　メカサポでは、事前に、申請内容の説明のための原稿や想定問答集の作成などをサポートいたします（STEP 5）。

　審査を通過すると、10月1日に事務局から「交付決定通知書」を受け取り、10月上旬に事務手続き説明会に参加します。

　事業を実施し（発注、納品、検収、支払等）、令和6年12月31日（火曜日）までに実績報告を行います。

　メカサポでは、実績報告まで伴走サポートをいたします。