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明日にチャレンジ助成金の公募が開始されました

3月1日、令和3年度の「明日にチャレンジ助成金」(明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業)の募集が開始されました。

 

 

昨年度から始まったこの助成事業は、自社の技術・サービスの高度化・高付加価値化に向けた技術開発等に要する経費を助成するものです。

 

 

当社では、昨年度、複数の申請をご支援させていただき、すべて採択されました。

 

 

 

ものづくり補助金の通常枠(補助限度額1,000万円、補助率1/2)と比較して、

 

 

明日にチャレンジ助成金の一般区分では助成限度額2,000万円、助成率2/3と高くなっているのがうれしいですね。

 

 

助成対象期間も、ものづくり補助金(10か月)よりも長く、1年3か月となっているのも有難いです。

 

 

 

ただし、この事業に特徴的な縛りがあります。

 

 

最終消費者に直接提供される製品又はサービスに関する取組みでないことが要件になっています。

 

 

BtoCではなく、BtoBの取り組みが対象と言ってよいでしょうか。

 

 

最終消費者に直接販売するために完成した機能を持つ自社ブランドの製品(機器・装置等)は対象外ですので、

 

 

このような取組の場合は、ものづくり補助金や新製品・新技術開発助成事業(東京都中小企業振興公社)を検討された方がよいと思われます。

 

 

 

技術開発等を支援する助成事業ですので、技術的課題が明確で、解決策が具体的である必要があります。

 

 

単なる設備投資では採択をいただけません。

 

 

設備を導入することもできますが、技術の高度化にチャレンジすることが求められています。

 

 

 

この助成事業は、東京都から委託を受けて、東京都中小企業団体秋桜買いが事務局となっています。

 

 

そのため、東京都に本店があることなどが求められています。

 

 

ただし、助成事業の実施場所は、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県又は山梨県などに所在する自社工場でもOKです。

 

 

実際、昨年度採択をいただいた企業様はすべて、東京都の近県の自社工場で助成事業を実施されています。

 

 

助成対象経費は、原材料・副資材費、機械装置・工具器具費、委託・外注加工費、産業財産権出願・導入費、技術指導受入れ費、展示会出展・広告費などです。

 

 

 

川下企業(顧客企業)の課題や要請を受けて、新たに機械装置を導入し、原材料を購入して技術開発を行い、川下企業からの部品加工の受注につなげるような試みがイメージされますね。

 

 

また、開発した技術に関する特許を出願したり、展示会に出展したり広告宣伝を行い、もともと要請があった川下企業以外にも販路を開拓する試みをサポートしてくれます。

 

 

 

以上のように、本助成事業は、川下企業から部品加工などを受注する中小企業の技術開発や販路開拓を支援してくれます。

 

 

ものづくり補助金などよりも使いやすく、有難い助成事業です。